2009-01-01から1年間の記事一覧

烏瓜の燈火(あがし)

夏、あんなにも咲きほこっていた烏瓜の花なのに、色づいた烏瓜の実のほうは、いっこうに、探しあてられないでいました。ただし、直径1センチメートルほどの小さな青い実が連なっているのが藪の中にあるのは見かけていました。 今朝、まだうすく暗さがのこる…

烏瓜の実

もう、烏瓜の青い実が成っていました。大きさはほぼ4cmと、秋に赤くなるで あろう烏瓜の実のサイズです。ただ、烏瓜の花の方も、まだ盛りをすぎていませ ん。むしろ、烏瓜の青い実は、烏瓜の青い葉に隠れて見えません。特に烏瓜の花 が開花する午後7時頃…

烏瓜のあかり

つい先ほど、烏瓜の花を撮影することができました。場所は横浜市青葉区です。

竹内薫・原田章夫「宮沢賢治・時空の旅人」日経サイエンス社 96年3月

この本を読まなかったら、「二枚貝説」が生まれることはありませんでした。この本による主な発見は以下の三点です。 ・ 双子の星を、“ペルセウス座散開星団のエイチ(h)とカイ(chi)”であると特定、ポウセは英語表記の“h & chi Perusei”からきており、チュンセ…

織田正吉 「古今和歌集」の謎を解く 講談社選書メチエ 2000年9月

柿本人麻呂を論ずるとき、人麻呂が正三位であったという論拠が紀貫之による古今和歌集の仮名序のつぎの部分になります。 おほきみつのくらゐかきのもとの人まろ 織田氏は、まず、仮名序の人麻呂に関するいくつかの矛盾点に注目し、さらに、藤原定家による改…

未発表賢治詩発見

日経新聞夕刊(4月8日)に載っていました。とても技巧的な作品だと感じます。また、本日は、「やまなし」発表記念日でもあります。 前半は、現在が現実で過去を幻想しています。後半は、現在が現実で未来を幻想しています。過去と未来は激しいエネルギーに満…