2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

織田正吉 「古今和歌集」の謎を解く 講談社選書メチエ 2000年9月

柿本人麻呂を論ずるとき、人麻呂が正三位であったという論拠が紀貫之による古今和歌集の仮名序のつぎの部分になります。 おほきみつのくらゐかきのもとの人まろ 織田氏は、まず、仮名序の人麻呂に関するいくつかの矛盾点に注目し、さらに、藤原定家による改…