野ブタ。をプロデュース -第6話-

キーワードは、友達、家出、タイヤキとアンパン、金の裏と表、ほんまもんとぱちもん、結果と過程、とうふとキーホルダー

 信子「一生懸命やるのは悪くない」
 修二「結果ださなきゃ最悪だろ」

虚業か実業かということです。簡単に儲けた金は簡単に消える。結果を出したところで、その結果がたんなる思いつきによるものか、努力と工夫の積み重ねによるものかは、ぜんぜん違うということ。

評価できるのは結果と思いがち。でも、ほんとうは結果で評価するのが簡単で楽だからなんです。それが本末転倒して簡単に楽に評価できるのは結果だから、結果さえ評価していればそれでいい、と思い込んでいるのが今の日本。

ほんとうは、結果の中身を評価しないといけないだよね。でないと次に良い結果がだせるかどうかわからない。
大事なのは中身。おいしいアンコがいっぱい入っているかどうかで評価されるべきだといってるんですね。

で、この作品にはアンコのおいしい奴をいっぱい入れてるぞ、っていう主張でもあるわけです(笑)


さて、犯人像ですが、ここまで他のクラスの人間がでてこないと見直しが必要なようです。A子の属性から“他のクラス”を外します。いちばん最後にロッカールームをでる、つまり、ちょっと授業に遅れる程度なら目立たないかもと考え直しました。

A子=机に“死ね”、制服に“ブス”落書き、お化け屋敷を破壊した人物。第5話では屋上で信子と修二の写真を撮っていた。
B子=小学校2年のとき、コタニ→ダニと書き換えた人物。直後に信子が転校。B子が、信子の代わりにいじめの対象にされたのが動機と想定。
C子=校庭に相合傘を書いた人物。明らかにC子=坂東。そして、坂東も修二の誕生日を知らない。カワイソ。
Dグループ=中傷チラシを学校中に張り巡らした。1人で出来る作業ではない。
E子=キーホルダーRev2にペンキをかけた人物。


Dグループは演出を信じるしかありません。演出がこいつらだといっています。以下の9人です。

坂東グループ(寝不足か。バンドーたんの化粧のノリが悪かった^^)
 坂東 梢 、沼田 真弓、野村 明美、橋本 麗子

ファッションショーグループ
 井上 美咲、佐伯 奈美

国立進学グループ
 木村 愛里 、湯川 瞳、佐藤 学(男子トイレ担当)


中傷の対象となったのは、信子だけではなく、まり子も中傷の対象になっていました。そして中傷の内容は男関係が問題視されていました。“今度は(シッタカ)”という記述は別の男の存在を示唆します。そして、信子とまり子の男関係の共通項はというと“修二”です。つまり、動機は“嫉妬”です。

信子が転校してきて以来、美咲たちがカラオケの約束しても修二が来たためしがない。信子が修二・彰たちとなかよくつるんでいる。A子は、こんなに修二のことを好きなのに・・・。つまり、動機は“嫉妬”です。

まり子ならまだしも、キモイ信子が修二と仲良くつるんでいるのが気に障ったというところでしょう。進学グループには、好きだとかデートだと騒いでいるのが気に障ったというところでしょう。

さて、A子ですが、クラスメイトであるとなら、

(1)“ブス”の第一発見者である。
(2) 確認する間もなかったのに、「小谷さんの制服に“ブス”って書いたの」と証言
(3)黄色のペンキを所有していた可能性が高い。自分の制服に自分で落書きしていた。
(4)教頭の「書いた本人でもない人がどうしてわかるんですか」というセリフは(2)の証言にも掛かる

ということで、A子=井上 美咲です。(つうことは、B子じゃないかな^^;

信子が転校してきて以来、美咲たちがカラオケの約束しても修二が来たためしがない。信子は修二・彰たちとなかよくつるんでいる。E子は、こんなに修二のことを好きなのに・・・。

 -廊下-
 美咲「カラオケいかない?」
 修二「もち」

 -美術準備室-
 美咲「(こないくせに、うそつき)」
   ペンキをどばどば・・・

美咲がキーホルダーRev2にペンキをかけたのは修二が原因みたい。その場のがれのウソが通用しなくなっている恐れがあります。修二転落の予感

美咲がが修二と信子の写真をとっていたのは、坂東グループを引き入れる説得材料だと思います。それと、C子の犯行現場を押さえていたという可能性も。じつは美咲がやろうと思っていったら、先にC子が犯行に及んでいたとか。

さてさて、美咲の中の人は、あの田島 穂奈美さんです

星の金貨」のタイトルバックのヒロインにして「平成夫婦茶碗」シリーズの長女役。

彼女の演技で日本中が流した涙の量はタンクローリー数台になろうという実績の持ち主。
さて、最終回、美咲の中の人の演技に期待できそうですね。わくわく。